暮らす・働く

バンコクに中国がテーマのSC「ドラゴンモール」-6月頃開業へ

完成予想イメージ

完成予想イメージ

  • 0

  •  

 バンコク・チャオプラヤー川対岸のトンブリ地区に今年6月、国内初の中国をテーマにしたコミュニティー・モール「Dragon Mall(ドラゴンモール)」(Soi Petchkasem 48)が誕生する。事業主体はタムクートサップ・プロパティー・マネジメント。

[広告]

 同地区は潮州系華人だったタークシン王が建設したトンブリ王朝(1767~1782年)があったエリア。その名残から現在も多くの潮州系華人が住んでおり、その中心地から「Spirit of Thonburi」をコンセプトに、タイにおける中国文化伝播のハブとしての役割を目指すという。

 特徴は現代的機能を備えながらも中国の伝統様式を踏襲したデザインの建造物。風水の思想を取り入れてレイアウトしており、「ゴールド・ドラゴン・ビル」「ファイア・ドラゴン・ビル」「ウインド・ドラゴン・ビル」の3棟 で構成する。

 象徴的な五重塔の「ゴールド・ドラゴン」にはイベントスペースを設けるほか、観音菩薩像、タークシン王のモニュメントを配置し「魂の中心地」として位置付ける。「ファイア・ドラゴン」では10人~250人の大小セミナーやパーティーが開けるほか、スーパーマーケットも出店。「ウインド・ドラゴン」では語学学校や太極拳やカンフーの教室、中華レストラン、漢方薬専門店、衣料品店、開運グッズの販売店などが出店する。

 同社マーケティング担当パッタナンさんは「現在工事は施設内の装飾や店舗スペースの内装に取り掛かっておりスケジュールは予定通り。完成すれば今までにない個性的なコンセプトとデザインの中国人街が誕生することになり、とても楽しみ」と話す。

 営業時間は10時~22時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース