タイで4月1日~10日、自転車の国際ロードレース「ツアー・オブ・タイランド(Tour of Thailand 2013)」が開催されている。主催はタイサイクリング協会。
別名「シリントーン王女杯」としても知られる同レース。4月2日に58歳の誕生日を迎えられたシリントーン王女も声援を送られるほか、期間中、コースに選ばれた地域の沿道では、タイの小旗を振る地元民らの応援も見られる。
大会は1日~6日の男子の部と8~10日の女子の部の2プログラム。今年の男子はスパンブリーをスタートして、ホアヒンで有名なプラチュアップキリカン県、チュンポン、ラノーン、パンガー、ゴールのプーケットまで。日本を含む25の国と地域の選手が6ステージ、999キロのコースを走り抜ける。
女子はプーケットをスタートし、パンガーで折り返しプーケットに戻る299キロのコース。こちらも15の国と地域の選手が参加。男女とも多数のプロ選手が参戦し、延べ250人以上が熱戦を繰り広げる。
同協会広報担当のリリカモンさんは「毎年開催されている。観光促進も目的の一つで、今年はアンダマン海を望む素晴らしいコースを選んだ。年々規模が拡大しているので注目してほしい」と話す。