ナープララーン通りからプラアーティット通りにかけてのバンコク旧市街地(コ・ラタナコーシン)周辺で4月20日~22日、文化省主催のタイ文化イベント「ワタナタム・ナム・タイ」が開催される。王室財産管理局、バンコク文化評議会が協賛。
ラマ1世がラマ9世(プミポン国王陛下)まで続く現王朝を開いて231年周年を迎えることを祝い企画した同イベント。会場となる同地区の寺院では、タイ文化を紹介するさまざまな活動や国家の繁栄を祈る儀式が行われる。
タイの伝統舞踊やコンと呼ばれるマスクを着用して演じる古典舞踊劇、タイ音楽などの伝統芸能が披露されるほか、タイマッサージや45種類のタイ料理のレシピを紹介するブースも出展。タイ人にとっては懐かしく感じるレトロな露店も並び、昔ながらのタイの菓子なども販売する。
一部の通りでは、文化のパレードショーも実施。寺院や古い建造物など同地区の美しい街並みを観光するバスツアーや映画の上映会なども行う。
同省開発政策・戦略グループダイレクターのカニターさんは「3日間は歴史、宗教、文化、伝統芸能など、興味深い活動が見ることができる。過去から現在へとつながるラタナコーシンの(文化の)繁栄と発展を体感してほしい」と話す。
開催時間は10時~21時。観覧無料。