バンコクのトンブリ側、BTSクルン・トンブリ駅近くに3月29日、大小120店のショップやレストランが出店する複合商業施設「SENA fest(セナ・フェスト)」(Charoennakorn 16)がオープンした。
事業主体はこれまで住宅、タウンハウス、コンドミニアム、ゴルフ場などの開発を手掛けてきたセナ・デベロップメント。同社初の複合商業施設の開発プロジェクトとして約6億バーツを投じた。
「トンブリ地区の幸福の新しい中心地」をコンセプトにした同施設。木の葉型の屋根を持つ4階建ての建物は、延べ床面積2500平方メートル。同社によると「省エネ効率を重視」した設計で、店舗スペースでは360度から光を採り入れ、通路には風が抜けるようにデザインする。
施設内にはスーパーマーケット、カフェ、ファストフードのほかタイ、中華、和食、西洋料理などのレストランが出店。ほかに銀行や各種ショップ、美容クリニック、小さな子どものためのプレーランド、公園なども。
広報担当のナッタポンさんは「色鮮やかなエクステリア。ゆっくり過ごせるシーティングエリアも設けており、周辺地域の住民にとっては、憩いの場になるはず」と話す。「しばらくは月に1度のペースでイベントを企画し集客を図る。1日5000人の来店客を予想している」とも。
営業時間は10時~20時。