アソーク南側に約1年前にオープンしたデザイナーズホテル「マドゥジホテル・バンコク（MA DU ZI Hotel Bangkok）」（Ratchadapisek Road、TEL 02-615-6400）がこのほど、サービスの強化策として日本に専用のコンシェルジェデスクを開設した。

　デスクは、富裕層旅行に特化した日本のマーケティング会社「アールプロジェクト・インコーポレーテッド」（東京都新宿区）が運営し、日本での予約受け付けのほか、ブランディング、マーケティング、PRも行う。

　銅とスティールを基調にした同ホテルのインテリアは、タイの有名デザイン会社「AUGUST」によるもの。アジアの感性にヨーロッパとアラビアのテイストをブレンド。随所にこだわったデザインとぜいたくさから地元メディアやハイソなタイ人からも注目を集めていた。

　客室は49平方メートルのスタジオタイプから79平方メートルのスイートタイプまでで全41室。ハードウッドの床、全面ガラスの窓、ウオークインクロゼット、ワイドスクリーンの液晶テレビ、ボーズ社製スピーカーを備える。

　宿泊料金は、空港の送迎やミニバーの使用、クリーニング（4点）、朝食、夕食、24時間バトラーサービスなどを含め1泊1万7,250バーツから。館内にはプロバンス料理が楽しめるフレンチレストラン「ラ・トリュフ」、禅を思わせるティーラウンジ、フィットネスセンターなどもそろえる。

　ジャパンコンシェルジュデスクの営業時間は9時30分～18時30分。土曜・日曜・祝日定休。お問い合わせは同デスク（TEL 03-6823-6541）まで。