エンポリアム6階の「タイランド・クリエーティブ&デザイン・センター(TCDC)」(BTSプロンポン駅前)で現在、建築家でデザイナーの寺田尚樹さんが考案した紙の模型「テラダモケイ」の展示会「『テラダモケイの世界展』-LIFE OF TERADAMOKEI-」が開催されている。
人や家具、街路樹など、建築模型をより魅力的に見せるための「添景」から発展させ生まれた「テラダモケイ」。同展では会場のライブラリー全体を使って、1/100の模型でインスタレーション・アートを公開する。
併せて、これまで東京、ニューヨーク、アムステルダムと発表してきた1/100建築模型用添景セット「世界の都市シリーズ」の第4弾「バンコク編」も発表。日本の建築家の視点を通して表現したオート三輪「トゥクトゥク」や「モータサイ(バイク)」、路上の屋台などバンコクらしい作品を展示。今月25日には、寺田さんによる「テラダモケイ」について語るイベントも開催を予定する。
TCDCの広報担当ワルットさんは「この展示会では、作品を通じてテラダモケイの持つ表現の可能性が感じられる。タイを象徴する作品もクリエーティブで興味深い」と話す。
公開時間は10時30分~21時。月曜休館。入場無料。8月11日まで。