バンコク市内に割引タクシー登場-商務省が生活支援策として

5バーツ割引となる「ブルータクシー」。「タイのサービスを使う誇り」と書かれたステッカーが貼られている。

5バーツ割引となる「ブルータクシー」。「タイのサービスを使う誇り」と書かれたステッカーが貼られている。

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 商業省はバンコク首都圏で2月16日、国民の生活支援を目的に推進する「ブルースカイ・スマイル・タイランド・キャンペーン」の第1弾として、乗車賃が5バーツ割引になる「ブルータクシー」サービスをスタートした。

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 割引を行うのは、同キャンペーンに参加する約100台のタクシーで、フロントガラスや窓に貼られた水色のステッカーと車体に取り付けられた旗が目印になる。割引期間は3カ月。利用者の負担の軽減とともに利用率アップを狙う。

 通常タクシーの初乗り乗車賃は現在35バーツ。走行距離や時間に応じて2バーツずつ加算していく。割引タクシーの初乗りや加算額は通常タクシーと同じだが、清算時に請求額から5バーツを割り引く。

 商務省によると、バンコク市内では7万台のタクシーが営業している。キャンペーンに協力するタクシーは一部だが、心理的な作用でタクシーの利用率が上がることを期待する。市民の反応を定期的に考慮し、キャンペーンの延長や拡大を行うとしている。

 割引期間は5月15日まで。

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