航空券、ホテル、レンタカーの価格の検索比較サイト「スカイスキャナー(skyscanner)」は12月23日、2013年のタイ人にとって最も人気の高い旅行先が日本だったことを発表した。
発表は、同社タイ・マーケティング開発部のタイ・ユーザーのアクセス内容の解析結果によるもので、都市別では東京が1位に輝き、7位に大阪がランクイン。性別に関係なくどの年齢層からも人気が集めたとしている。
日本の魅力はショッピングや食事、美しい風景、歴史のある寺院、ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどのテーマパークなど多様な見どころやアクティビティーがある点を挙げるほか、タイ人にとっては「気候がタイより涼しいことが重要な要素」と分析している。
日本では今月20日、今年の訪日外国人客数が1000万人を突破。成田空港でタイの実業家パパンさんと妻のユパーダーさんが幸運な1000万人目だったとして迎えられており、タイのメディアでも日本人気の象徴的な出来事として取り上げられている。
タイ・マーケティング開発部のポッパパー部長は「人気は確かなものだが、特に(短期訪日タイ人の)ビザ免除措置のあった7月以降は大変アクセスが伸びた」と話す。
日本に続く国別人気ランキングはアメリカ(2位)、イギリス(3位)、中国(4位)、韓国(5位)の順。