バンコク芸術文化センター(BACC、BTSナショナルスタジアム駅前)で現在、日本とASEANの作家によるメディアアート展「Media/Art Kitchen - Reality Distortion Field Exhibition」が開催されている。主催は国際交流基金。
2013年の「日ASEAN友好協力40周年」を記念して、ジャカルタ、クアラルンプール、マニラと東南アジアの都市を巡り、各地異なる企画コンセプトで実施されてきた同展。最終地のバンコクでは、作品を通じて「メディアや技術を活用することで、いかに私たちが豊かな生活を築くことができるか」を考える。
会場には日本やタイをはじめ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナムの作家やグループによる、映像や音声、写真、コンピューター技術を使用する多様なメディアアート作品を展示する。
展示以外にも周辺環境を活用したパフォーマンス・イベント「フィジカル3.0」、日タイ両国のアーティストの協働によるラボ・プロジェクト「新しいメディア/新しい美学」、都市空間にアーティストが介入することで新たな公共の場を生み出す試み「ハクティビズム」など、多彩なプロジェクトも実施している。
公開時間は10時~21時。月曜休館。入場無料。2月16日まで。