緑茶飲料事業、外食事業などを展開する「OISHIグループ」は1月から、日本から輸入した高級茶葉を原料とするプレミアム緑茶飲料「Oishi Kabusecha(かぶせ茶)」を全国のコンビニ、大手スーパー、系列のレストランなどで販売している。
10年以上にわたりタイで緑茶飲料市場を創出しリードしてきた同社だが、近年、日系各社も同市場に本格参入。ノンシュガーの日本の高級緑茶を投入することでブランドイメージの強化を図る必要があったという。
商品名の「かぶせ」は茶葉の栽培方法からとった名前で、茶畑を1~2週間、寒冷紗(しゃ)と呼ばれる黒い覆いをかぶせ、日光を遮ることでまろやかな高級茶に適した茶葉に成育させているとしている。
同社のマルット社長は「私たちは技術革新と品質でタイの緑茶飲料市場を成長させる事ができると確信している。今後もOISHIがタイ人にとって緑茶のトップブランドとして支持されるよう務めたい」と意欲を見せる。
内容量は500ミリリットル入りで、価格は25バーツ。