格安航空会社(LCC)「エアアジア(Air Asia)」は3月17日から、24時間発券が可能なカウンターサービスをタイ国内のセブン-イレブン約9000店で開始した。
同サービスはエアアジアが運航中の国内線・国際線の片道または往復チケットでの発券を行うほか、座席指定、受託手荷物料金の支払い、食事の予約などにも対応。発券の対象はフライトの24時間前までとしている。パソコンやスマートフォンによるオンライン予約以外に、発券方法、支払い方法の選択肢が広がる。
カウンターでの発券には利用1回につき100バーツのサービス料がチャージされるほか、3万バーツまでは30バーツ、3万バーツ~6万バーツは60バーツなど、利用額に応じて手数料が必要。オンラインで予約後にクレジットカードで決済せず、最寄りのセブン-イレブンで支払うことも可能。発行されたレシートはeチケットとして利用できる。SMSで確認メッセージも送信する。
同社では今月中のカウンターサービス利用者を対象に、セブン-イレブン限定のプロモーションも実施。3月20日~9月30日の国内線を777バーツ~、国際線を1,111バーツで予約を受け付けるなど、今後も独自のプロモーション展開を予定するとしている。
タイ・エアアジアのタッサポンCEOは「新しい販売チャネルが増えたことで、旅行者にとっては利便性が飛躍的に向上した。このサービスでこれまでにない層の方々の利用を期待している」と話す。