バンコク芸術文化センター(BACC、BTSナショナルスタジアム駅前)7階のメーンホールで4月4日、世界的な建築設計事務所「フォスター・アンド・パートナーズ」による建築デザイン展「Foster + Partners : The Art of Architecture(アート・オブ・アーキテクチャー)」が開幕する。
世界13カ国を巡回する同エキシビション。フランス南部タルン川渓谷に架かる道路専用斜張橋の「ミヨー橋」、ロンドンの金融街シティーにそびえ立つ超高層ビル「30セント・メリー・アクス」、世界第2の規模を持つ「北京首都国際空港」など、革新的な建築工学に焦点を当て、フォスター・アンド・パートナーズが手掛けた著名な建築デザインの模型を展示する。
同展では、建築家ノーマン・フォスターさんによるこれらプロジェクトのオリジナルスケッチや、フォスター・アンド・パートナーズから生まれた有名家具など約80点を展示。5月3日には同事務所のヘッドデザイナー、デビッド・ネルソンさんによる特別講演の開催も予定する。
デビッド・ネルソンさんは「タイで私たちの作品を展示できることをうれしい。想像力を刺激し知識を深め、タイの建築の発展に貢献できると思う。建築分野を目指すタイの皆さんにとっては絶好の機会になる」とコメントする。
公開時間は10時~21時。月曜休館。入場無料。6月29日まで。