プロンチット通りとウィタユ通りの交差点の一角に5月8日、「セントラル・パッタナー(CPN)」が運営する高級複合商業施設「Central Embassy(セントラル・エンバシー)」がオープンした。
元イギリス大使館の所有地14万4000平方メートルを開発し、同グループの旗艦店として開業した同店。「ボッテガ・ヴェネタ」「シャネル」「グッチ」「エルメス」といった海外ブランド店、新規上陸ブランド店など200店以上が出店する。
レストランやバー、映画館、スパなども出店しており、客層は地元のセレブ、近隣国や中東などからの訪問客を中心に1日5~6万人の来店客を見込んでいる。来年には現在進行中の2期工事、9階~36階部分が完成し、全222室を備えるハイアットホテルズの最高級ブランド「パークハイアット・バンコク」が開業する予定。
同プロジェクト・マネージング・ダイレクターのチャートさんは「政治の混乱の影響で約半年、完成が遅れたが、オープンを迎えることができうれしい。ターゲット層に向け年間を通じてイベントやプロモーションなどを積極的に活動していく」と意気込む。
営業時間は10時~22時。