グーグル・タイランドは5月19日、動画共有サービス「YouTube(ユーチューブ)」をタイ人向けにタイ語化した「ユーチューブ・タイランド」の運営を始めた。
多言語で提供する同サービス。62番目の言語として加わったタイ版のホーム画面では、タイに関連したローカルコンテンツにフォーカスする。同社の調査によるとタイでは歌手や俳優、TVショーなどの動画の人気が高く、スマートフォン、タブレットPCなど無線デバイスでの視聴が多いという。
コンテンツを配信し収益化を目指すクリエーター向けには、再生回数に応じて収入が得られる「オフィシャル・ユーチューブ・パートナープログラム」もタイ語で運営を始める。
同社マーケティング部のポーンティップ部長は「タイでユーチューブは月間10億回を超える再生回数がある。パートナープログラムの利用を促進し、タイのクリエーターのパワーをフルに発揮させたい」と意気込む。