マレーシアの格安航空エアアジアのグループ会社でバンコク・ドンムアン空港を拠点とする「タイ・エアアジアX」が7月9日、「バンコク-成田線」と「同-関西国際空港線」の予約を開始した。
インターネット予約では、エコノミークラスがプロモーション料金で片道2,990バーツから、ビジネスクラスに相当する「プレミアム・フラットベッド」が9,999バーツ~(以上、燃油サーチャージ、空港税込み)という価格で発券し、話題を集めている。
成田線は1日1往復で、運航ダイヤはバンコク発1時-成田着9時15分、成田発10時30分-バンコク着15時5分。関空線は週5往復で、バンコク発16時25分-関空着23時50分(月曜・水曜・金曜~日曜)、関空発1時10分-バンコク着5時(月曜・火曜・木曜・土曜・日曜)。使用機体はエアバスA330-300で、ビジネスクラス12席を含む計377席となっている。就航は今年9月から。
タイ・エアアジアXのナッダー・ブラナシリーCEOは「当社の強みはフルサービスのプレミアムラインより15~20%安く提供できる価格。韓国(6月17日に就航)と日本の主要都市に、他の国より先に路線を開設したのは、タイへの旅行者がすでに多く高い需要があったため。両国の路線の売上高は搭乗率85~90%で年間10億バーツを見込んでいる」と話す。
プロモーションの対象となるフライトスケジュールは9月1日~2015年7月31日。