コロニアル様式の古い建物が多く残るバンコクの旧市街地(コ・ラタナコーシン)周辺で12月29日、総延長約8キロに及ぶ自転車専用レーンがバンコク都(BMA)によって設置された。
自転車レーンはサナムチャイ通り、プラアーティット通り、ラチャダムヌンクラーン通りなどの車道の一部をグリーンと白い線で塗装し、自転車のシンボルマークを表示。自転車専用であることを示すサインも設置する。BMAによると同地区は駐車禁止となるため、レーンを遮る駐車は警察と連携して取り締まるとしている。
BMA観光課の広報担当者は「コ・ラタナコーシンは歴史的価値のある建物が点在する景観の素晴らしいエリア。レンタル自転車もあるので自転車愛好家だけでなく外国人観光客にも自転車観光を体験してほしい」と呼び掛ける。