バンコクから北東へ約400キロ、タイ初のFIAグレード1サーキットとしてオープンしたばかりの「チャーン・インターナショナル・サーキット(CIC)」(ブリラム県)で3月20日~22日、市販車を改造したオートバイで競うレース「スーパーバイク世界選手権(FIM World Superbike Championship 2015)」のタイ大会が開催される。主催は国際モーターサイクリズム連盟(FIM)。
世界13カ国を巡る同レースは、レース用に特化した車両ではなく市販車をベースとした改造車両で競うことから、より選手の能力や技能が試される。開幕戦は先月20日にオーストラリアのフィリップアイランドで行われ、トップ選手たちによって熱戦が繰り広げられた。
第2戦を迎えるタイ大会は今後3年間の開催権を取得しており、「タイ人ライダーが表彰台に乗ることになれば、国内のモータースポーツファンがさらに拡大する」(同サーキット)と期待が膨らむ。
同日程で、アジア地域におけるヤングライダーの発掘と育成を目的に開催される「2015年アジアタレントカップ」も行われ、将来有望な22人のライダーが参戦。日本からも7人のライダーが参加を予定する。
開催時間は8時~18時。チケット料金は、1日券=300~1,500バーツ、3日券=500~2,000バーツ。国内のセブンイレブンのカウンターで販売中。