「YOSAKOIソーラン祭り in タイランド」-最多勝チーム「平岸天神」迎え開催

開催直前、最後のリハーサルを行うチェンマイの劇団チーム。

開催直前、最後のリハーサルを行うチェンマイの劇団チーム。

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 セントラルワールド(BTSチッドロム駅前)伊勢丹前の野外スペース「Sスクエア」で3月27日・28日、世界的にも有名になった北海道発祥の祭り「YOSKOI ソーラン・フェスティバル(YOSAKOI SORAN Festival in Thailand)」が開催されている。

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 タイで初めての開催となる同フェスの参加チームは9チーム。バンコクからだけでなく、チェンマイからもエントリーがあった。運営委員によると参加チームの応募受け付け時には13チームだったが、その後チーム間で合併が起こり、現在のチーム数となった。そのため、当初は1チーム15人程度を予想していたが、30人を超す大所帯のチームもでき、迫力の踊りが期待されるという。

 会場には協賛企業などの14ブースがオープン。YOSAKOIソーランのDVD放映、展示、記念グッズの販売するブース、生ビールやソフトドリンク、軽食類の販売ブースも出店する。ステージでは、賞金10万バーツを懸けたコンテストのセミファイナルが行われる。

 28日の主なプログラムは、11時=リハーサル開始。12時=招待チームで日本で最多勝を誇る「平岸天神チーム」の紹介やインタビュー、16時30分=同フェスのオープニングセレモニーに続き「平岸天神」のオープニングパフォーマンス。17時25分=ファイナルコンテスト、19時=平岸天神チームの特別演舞、19時20分=結果発表と表彰式、19時40分=参加全チームと来場者によるファイナルダンス、20時=閉幕(ブースは22時まで)。

 同フェスを運営するイベント会社THAINCHUの吉村昭雄さんは「今回YOSAKOIソーランが開催できたことで、昨年バンコクで開かれた『よさこいカーニバル(高知県の祭り)』に続き、2つの日本の祭りがバンコクに誕生した。タイ人にも喜ばれている様子なので、ぜひ発展させていきたい」と話す。

 主催するJTB西日本海外旅行団体販売部の近崎雄一さんは「開催を昨年バンコク2空港閉鎖の影響で日本からの参加チームは1チームだけだったが、問い合わせが多数あり手応えを感じた。タイからはたくさんの参加者が集まりうれしい」と話す。「北海道のYOSAKOIソーランに参加したいというタイチームも出てくると思う。そうしたニーズにも今後応えていきたい」とも。

 開催時間は11時~22時。入場無料。

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