シャングリラ・ホテルのグランド・ボールルームで4月25日、サンパウロ生まれの日本人ボサノバ歌手・小野リサさんのコンサート「River Jazz featuring Lisa Ono」が開催される。
10歳までの幼少時代をブラジルで過ごし、15歳からギターを弾きながら歌い始めたという小野さんは、1989年にCDデビュー。1999年に発表したアルバム「DREAM/ドリーム」が20万枚を超えるヒットを記録するほか、テレビCMや番組テーマに曲を提供するなど活躍している。アントニオ・カルロス・ジョビンやジャズ・サンバの巨匠ジョアン・ドナードら著名なアーティストとの共演や、ニューヨークやブラジル、アジアなどでの海外公演も積極的に行うなど、日本のボサノバの第一人者として活躍する。
今回の小野さんの来タイは、2006年12月のバンコク・ジャズフェスティバル以来2度目。同イベントはチャオプラヤ川を望むレストランで食事をした後、上質の音楽を楽しめる趣向となっている。過去の代表曲を織り交ぜながら最新の作品までをバンコクのファンに披露する。
小野さんは「前回のバンコクでのパフォーマンスから3年。皆さんに再会できることにとても興奮している」とコメントする。「音楽の美しさは国や言葉の違いを超えて共感できるということ。バンコクに戻れることにとても感謝している。皆さんと貴重な時間を共有したい」とも。
開演時間は20時。入場料は全席指定で4,500、3,500、2,500バーツの3種類。チケットには同ホテル内の一部レストランで30%引きになるクーポンが付く。タイチケットメジャーで販売中。