格安航空会社「エアアジア(Air Asia)」は4月23日、東南アジア屈指の安宿街カオサン通り(Tanao Road、バーガーキング向かい)にバンコク・セールスオフィスをオープンした。
エアアジアは「2009年ベスト低コストエアライン賞」を受賞した東南アジア最大級の低コストキャリアー。マレーシアを本拠地とし、現在ASEAN地域を中心に122路線、65都市に就航している。
これまで同社ではコストダウンのためにインターネットでのオンライン予約をメーンに発券を行ってきたが、昨年6月、実験的にチェンマイ支店(Thaphae Road)を開設したところ順調に売り上げが伸びたため、この日のバンコク支店のオープンにつながった。
同社によると、カオサン通りは低予算で旅を楽しむバックパッカーが世界中から集まるため、ターゲット層と合致。予約から発券、支払いとその場ですべてが済むワンストップサービスを行いたいとしている。
タイ・エアアジアのTassapon Bijleveld CEOは「販売チャンネルを増やすことで、従来のオンラインサービスを補うことができる。このオフィス開設によって、タイの観光市場に大きく関与できるはず」と話す。「これからも最高のサービスを提供して、顧客の満足度を一層高められるよう努めたい」とも。
営業時間は11時~22時。