バンコクから車で約2時間半、タイ東部のフルーツの産地ラヨーン県で5月15日~19日、ドリアン、マンゴスチン、ランブータンやパイナップルなど特産トロピカルフルーツの収穫を祝う「ラヨーン・ファンキー・フルーツ・フェスティバル(Rayong Funky Fruit Festival 2009)」が開催される。
毎年市内の主要道路の沿道にはズラリと店が並び多数の客でにぎわうが、シンハ・ビールが後援する今年は趣向を変え、西洋人を中心に活動するモーラム、ルークトゥン(タイの演歌的な歌謡曲)のグループ「Todd Tongdee」らがプロデュース。イベント名もこれまでの「ラヨーン・フルーツ・フェス」から「ラヨーン・ファンキー・フルーツ・フェス」に変え、メーン会場のタポン青果市場では来場者を楽しませるさまざまなプログラムを用意する。
会場では、タイ東部に生活するタイ系諸族やクメール(カンボジア)人、珍しいチョン族の文化や風俗を展示するほか、美人コンテスト、ファンキーダンスコンテスト、ゲーム大会、フルーツの品評会や試食会、コンサートなどを予定する。
5月12日、開催に先駆けアソークのShingha Beer Hausで開かれたプレイベントでは、祭の出演者たちが駆け付け、一足早くファンキーなステージを披露。本番当日の盛り上がりを期待させた。
同フェス実行委員PR担当のユーさんは「今回はかなり盛り上がるはず。楽しみにしてほしい。ラヨーンの人たちとともにイベントを成功させたい」と意気込む。
開催時間は9時~23時。今月19日まで。問い合わせはタイ政府観光庁ラヨーン・オフィス(TEL 038-611-202)まで。