旅行作家の下川裕治さん、バンコクで「文章の書き方講座」開講へ

旅とアジアをテーマにした著書が人気の下川裕治さん。

旅とアジアをテーマにした著書が人気の下川裕治さん。

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 駐在員やその妻らを対象にさまざまなカルチャー教室を展開するスミタ・カルチャー・センター(BTSプラカノン駅前、TEL 02-714-0809)は6月10日、人気旅行作家、下川裕治さんによる「文章の書き方講座・第2期」を開講する。

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 長野県松本市生まれの下川さん(54)は、慶応義塾大学経済学部卒業。新聞社の記者を経てフリーランスとなる。1980年代と1990年代の2度、バンコクでタイ語を学ぶなどタイとの関係が深い。アジアや旅に関する多数の著書を持つ。

 同講座の第1期「人に読んでもらえる文章はこう書く!」は今年2月に開講し、バンコク在住のコラムニストやブロガー、主婦、会社員、下川さんのファンなど、20~60代の幅広い層が受講。「文書の切り方なども指導してもらい、大変参考になった」「タイという国を見る視点の面白さを楽しませてもらった」「10年以上前からのファンだったのでうれしかった」(受講生)などの好評を得て全6回が終了した。「第2期はさらに受講申込者が増える見込み」(同センター)という。

 講座は、下川さんから直接個別指導が受けられるのが特徴。受講は1回だけでの申し込みも受け付ける。初回の講習内容は、文章を書く際の基本的留意点、陥りやすい傾向、人を引き付けるための極意などを指導。毎回の講義終了時に下川さんが「課題テーマ」を発表する。

 受講生は「課題テーマ」に沿った文章を次回の講義までにメールで下川さんに提出する。2回目以降の講義では、添削済みの原稿が各自に手渡される。受講生に共通して見られる改善点や特定の良い点など、受講生の原稿をもとにして講義を進める。

 下川さんは「こういう形で文章講座を開くのは初めての体験。日本でもこの種の依頼はあったが、どこかビジネスに直結するような内容なので断わってきた。やはり僕としてはバンコクでやりたかった」と話す。「皆さんとても積極的。文章講座を通して、タイ人、バンコクなどの話が咲く。そんな話も僕自身、これから楽しみ」とも。

 日程は6月10日・17日、7月・8月は未定。月2回で全6回。昼の部=10時~12時。夜の部=18時30分~20時30分。受講料は1回1,000バーツ。問い合わせは同センターまで。

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