リオ発祥のフットバレー-バンコクで世界大会、開催迫る

2008年のポルトガル大会に出場したタイ代表チーム。

2008年のポルトガル大会に出場したタイ代表チーム。

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 セントラルワールド(BTSチッドロム駅前)屋外アクティビティー・アリーナで5月30日・31日、リオデジャネイロのビーチ発祥で、キックとヘディングだけでプレーするバレーの大会「タイランド・世界フットバレー選手権大会(Thailand World Foot Volley Tournament 2009)」が開催される。

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 2008年北京オリンピックでも公開された同競技は、ヨーロッパや南米ではすでに人気となっているビーチスポーツ。タイには2003年に北部のルーイ県に伝わり、2回目の世界トーナメントとなった2005年スペイン大会に早くも選手を送っている。

 伝統的な東南アジアのスポーツで、フットバレーに似た「セパタクロー」が盛んな国柄、国内の競技人口は順調に増加。バンコク市内やジョムエィエンビーチなどでは特に盛んで、すでに大学のリーグ戦も行われている。

 同大会は、FIVA(国際フットバレー連盟)が主催する世界フットバレー・ツアーの一環で、タイの4チームのほかに、大会を盛り上げるためにブラジル、スペイン、フランス、ポルトガルからスターチーム4チームを招き、8チームが競い合う。

 タイ国フットバレー協会では「ペプシコーラが今大会を後援し、競技の普及に貢献してくれることに感謝している。これから各地でエキシビションやフットバレー・クリニック、国内の競技会などを開いていきたい」と話す。「いつか世界チャンピオンをタイから送り出したい」とも。

 開催時間は10時~19時。入場無料。

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