バンコクの空港でタイのフルーツを振る舞う観光キャンペーン開始

空港到着ゲートで笑顔のスタッフとともに観光客を出迎えるチュンポンスポーツ観光大臣(左)。

空港到着ゲートで笑顔のスタッフとともに観光客を出迎えるチュンポンスポーツ観光大臣(左)。

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 スワンナプーム国際空港で5月28日、旬を迎えたタイのフルーツをバンコクに訪れた外国人観光客に楽しんでもらおうと「タイ・フルーツの味覚(Taste of Thai Fruits)」と題した観光キャンペーンが始まった。

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 収穫の最盛期を迎えたライチのおいしさをアピールするのと同時に、昨年末から続く政治的な混乱により観光客数が減少傾向にあるため、イメージアップを図り、訪問客の満足度を上げることを狙う。

 到着ゲートでは、タイ政府観光庁のスタッフがほほ笑みながらライチ1キログラム入りの袋を手渡すと、突然のことに驚きながら笑顔を見せる外国人の姿が多く見られる。スポーツ観光省のチュンポン・シラパチャ大臣も自ら訪問客に声をかけながら手渡した。

 タイ政府観光庁では「1日あたり5,000袋を用意した。1日あたり平均24,300人の外国人観光客が訪れるが相当な人の手に渡すことができる。今後ライチ以外のフルーツを配る可能性もある」としている。

 チュンポンスポーツ観光大臣は「このキャンペーンでは、外国の方にタイの新鮮な果物のおいしさだけでなく、魅力的で素晴らしいタイを印象付けたい」と語る。

 開催時間は8時~20時(用意した数が無くなり次第配布終了)。6月6日まで。

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