タイスキチェーン店のMK、バンコク大の技術協力で店員ロボを開発

バンコク大学の理事長のマッタナー博士(右)、MKのソムチャイ副社長(右から2番目)らとともにと記念撮影をするMKロボ。顔の部分がタッチパネルになっている。

バンコク大学の理事長のマッタナー博士(右)、MKのソムチャイ副社長(右から2番目)らとともにと記念撮影をするMKロボ。顔の部分がタッチパネルになっている。

  • 0

  •  

 大手タイスキチェーン店のMKレストラン(本社=Bangna-Trad Road)は5月末、店員としてオーダーを受けることができる自動制御ロボット「MKロボット(仮称)」を同社が支援するバンコク大学で開発中であることを発表した。

[広告]

 国内に200店以上、日本など海外に20店を展開する同店はもともと、タイの飲食業界の中では早くからオーダー用端末やPOSシステムを導入するなど、業務の効率化を進めてきており、このロボットも将来同店への導入を目指したいとしている。

 研究・開発費の支援を受けた同大学・電子工学部内のロボット開発プロジェクトでは「民間企業からの協力が得られた貴重な機会で、技術力を向上させたい」としている。

 同社PR担当のラピーさんは「既に機能的には完成している。一部の店で試験運用を行いたいが導入時期は未定。愛称などはまだなく、社内ではMKロボットと呼んでいる」と話す。「発表後、マスコミなどからたくさんの問い合わせがあった。とても注目されているのを感じる」とも。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース