ラチャダピセーク通りのタイ文化センター・小ホール(地下鉄MRTタイカルチャーセンター駅)で11月24日・25日、日本国内をはじめ海外20カ国以上でも公演活動を行う「沖縄歌舞劇団『美(ちゅら)』メコン公演2009」のバンコク公演が行われる。
沖縄は琉球王朝時代、日本、中国、朝鮮や東南アジア諸国との交易を通じて独自の文化を築き上げてきた。琉球舞踊もその一つで、愛と思いを象徴化した華麗な舞、古武術を象徴化した武の舞、生活に密着した庶民的な舞など多彩な表現力を持った沖縄の古典芸能。
劇団名の「美(ちゅら)」は沖縄古来の言葉で、「忘れかけている沖縄の文化や習慣、心の美しさを再発見しつつ21世紀の新たなる創造へ向けて羽ばたきたい」という思いを込め、2000年4月から活動している。
今回の公演は2部構成で、「南島風土記」と「ちゅら島・歓喜の宴」をテーマにした舞を披露する。
開演時間は19時~20時30分。24日=先着280人、25日=先着400人まで入場無料。鑑賞希望者は、在タイ日本大使館広報文化部松本さん(TEL 02-207-8504)まで。今月27日にはチェンマイのパヤップ大学でも公演を行う予定。