ヤムレストラン・インターナショナル(バンコク市)が展開する米国系ファストフードチェーン「KFC」で11月27日、イサーン(東北地方)の郷土鍋「チムチュム」味の期間限定商品「Fried Chicken Jimjoom」が発売された。
チムチュムはタイスキと並ぶ人気の鍋料理。タイ式の七輪と土鍋を使うタイ庶民の味で、ナンプラー、レモングラス、コブミカンの葉、パクチーなどでとった独特な酸味のあるスープに、キャベツや空芯菜などの野菜、春雨、肉やレバー、ハツ、エビやイカなどを入れて食べる。
衣には、スパイシーで酸味のあるチムチュムの味を仕込み、サクサクのクリスピータイプで仕上げた。部位はドラムスティックともも肉の2種類で、どちらも1ピース36バーツ(約100円)で販売する。
コールセンターのサッシポーンさんは「発売以来ほとんどのお客さまがチムチュム味のフライドチキンをオーダーする。辛いかどうかよく質問を受けるが、辛さは控えめなので、お子さまが召し上がっても大丈夫」と話す。
期間中、ペプシコーラやサラダなどのサイドメニューを加えたセットを2ピース入り(199バーツ)~8ピース入り(499バーツ)まで4種類を用意する。来年1月7日まで。