コンテンポラリーダンスの日タイ共同制作作品、バンコクで上演

「コウカシタ」の一幕。

「コウカシタ」の一幕。

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 「パトラワディー・シアター(Patravadi Theatre)」(Soi Wat Rakang、TEL 02-412-7287)で1月29日、振付家・ダンサーの井手茂太さんによる日タイ・コンテンポラリーダンス共同制作作品「コウカシタ」が上演される。

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 井出さんは、演劇作品への振り付けやステージングを行うほか、椎名林檎さん率いる東京事変のPV、CMの振り付けなど幅広いジャンルで実績があり、2008年・2009年と連続で日本ダンスフォーラム賞も受賞している。

 同作品が生まれたきっかけは約2年前、井出さんが来タイした折に見たBTS(スカイトレイン)の高架下に目が止まったこと。その雰囲気が、首都高が張り巡らされている「東京にどこか似ているな」というインスピレーションから作品名も「コウカシタ」とした。

 昨年3月の「フェスティバル/トーキョー(旧東京国際芸術祭)」で初演。その際は、井手さんが1カ月にわたってタイ人ダンサーを指導。日本人ダンサーとともに日本で創作を行った。今回はタイで1月11日から準備を行い、さらに進化したダンスに仕上げた。

 今月24日にチェンマイ大学で実施したチェンマイ公演では、180人の会場に260人以上の観客が詰めかけ、最後はスタンディング・オベーションの嵐に。バンコクでも観客に強いインパクトを与えることが予想される。

 開演は20時。入場料は100バーツ・300バーツ。チケットはTotal Reservationで予約できる。

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