タイの食品最大手「CPフーズ」、ラーメン屋台のFC展開を本格化

5つ星ラーメン「シュリンプ・ワンタン・ヌードル」の屋台イメージ。

5つ星ラーメン「シュリンプ・ワンタン・ヌードル」の屋台イメージ。

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 タイの食品最大手「CPフーズ(以下CPF)」(Soi Bangna-trad 20)は昨年12月、バーミーナーム(タイ風ラーメン)のフランチャイズ制屋台を事業化。今年に入り「ハーダーオ・バーミー・ギヨウ・クン(5つ星エビワンタン入りラーメンの意味)」の名でFC展開を本格化させた。

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 「ハーダーオ」は同社の鶏肉製品のブランドで、すでにタイ全土で「ガイトート(タイ風フライドチキン)」約800店、「カオマンガイ(鶏ご飯)」約100店の屋台を展開している。今回参入したラーメン屋台では、年内にまず50店を目指し出店する計画だという。

 同店のコンセプトは「スタイル・デーンアーティットウタイ(日本風を意味)」。ラーメン自体のスタイルはタイ風だが、テリヤキ風のオリジナルソースをかけたチャーシューや鶏肉など、日本風のトッピングを用意する。

 メニューは「バーミー・ムーデーン(チャーシュー麺)」、「バーミー・ガイ・スパイシー(スパイシーチキン・ラーメン)」(以上25バーツ)、「バーミー・ガイヤーン・ソース・ジープン(鶏のテリヤキラーメン)」(30バーツ)、「バーミー・ギヨウ・クン・ムーデーン(エビワンタン入りチャーシュー麺)」(35バーツ)など全6種類。それぞれにスープ入りの「ナーム」と汁なしの「ヘン」をそろえる。

 CPFによると「FC加盟など出店費用は2万5,000バーツ。加盟者は約半年で初期投資を回収できる見込み」としている。

 現在、バンチャロン市場(Bangna-Trad Road)、タラトーン市場(Ramkhamhaeng 166)、サンマコーンビレッジのセブンイレブン前、タノムミット市場(Soi Watcharapol)などバンコク市内で出店している。

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