モスバーガー(タイランド、本社=Silom Road)は6月3日、海外統一キャンペーンとして新商品「オリエンタル・チキンバーガー(ピーナッツソース)」を期間限定で発売すると発表した。
香港、台湾、インドネシア、シンガポール、タイの5カ国約250店舗で、ほぼ同時期に開催する同キャンペーン。「もっとアジアの皆さんにモスバーガーの味を楽しんでもらおう」と企画した。
新商品の特徴は、日本、韓国、中国、タイ、シンガポールなどアジア各国の料理にヒントを得ている点。風味豊かでこく深い甘さのピーナッツペーストに、みそやしょうゆ、ココナツミルク、ナンプラー(タイの魚醤)、オイスターソース、アクセントに韓国唐辛子を加え、照り焼きチキンに合う新しい味を創作した。
メニューは単品(79バーツ)のほか、フレンチフライ(S)炭酸飲料をセットにした「オリエンタル・チキンバーガーセット」(129バーツ)を用意する。
同社の浅井靖綏会長は「海外統一商品は今回が初の試み。今後年2回のペースで新商品を投入する計画で、今年11月には第2弾も予定する」と話す。「タイとしてはこのほかに、2カ月に1度『ご当地バーガー』の新作を発表し期間限定で発売する」とも。
タイでの販売期間は6月15日~7月31日。