チャイナタウンのツアー会社「バンケッセル・バンコクツアー（Co van Kessel Bangkok Tours）」（Grand China Princess Hotel 中2階、TEL 02-688-9933）が主催する自転車を使った市内観光が、欧米からの観光客を中心に人気を集めている。

　ローカルな寺院や市場、民家が立ち並ぶ路地裏などを自転車で巡り、一般のツアーで味わえない庶民の生活を垣間見る同ツアー。日中でも微風を感じながら快適に楽しめるエコツーリズムとなっている。

　チャイナタウンを出発し、渡し船でチャオプラヤー川を渡るボートと自転車を使ったコース、川をフェリーで横断してトンブリ地区の日常を観光するコース、途中幅の狭い道は自転車から降りて歩く「ウオーキング・イン・チャイナタウン」コース、BTSにも乗車しながら全長100キロをほぼ1日かけてバンコク市内を巡るロングコースなど、さまざまなコースを用意する。

　カオサン通りから徒歩5分ほどの場所にあるニュー・ワールド・ホテルから出発する「カオサン・クラシカル」コースは、子どもたちが遊ぶ路地や、露天商で活気あふれる街並など、観光名所にはない見どころを楽しめる。

　同社スタッフは「ツアーにはタイのスタッフが同行し、ゆっくり走るので安心して参加してほしい」と話す。「サンダル履きでの参加はあまりお勧めできない。帽子や水筒などを用意してほしい」と呼びかける。

　営業時間は6時～19時。全コース2人以上催行で、料金は750バーツ～1,350バーツ。コースによって軽食やランチが付く。希望者は幼児用のいすを追加できる。予約・問い合せは英語またはタイ語で同社（covankessel@yahoo.com）まで。