一部焼失したバンコクの大型SC、伊勢丹に続き児童学習施設も営業再開

子どもたちに人気のハチの巣型の読書ブース。

子どもたちに人気のハチの巣型の読書ブース。

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 タクシン元首相派勢力「反独裁民主戦線(UDD)」のデモ集会解散後、一部の暴徒による放火で大きな被害を受けたセントラルワールドで7月23日、若者のための学習施設「TK PARK」がオフィス棟G階で「MINI TK PARK」として営業を再開する。

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 セントラルワールドはバンコクの中心地で、国内随一の規模を誇る複合商業施設。一部が焼失したものの6月下旬にはバンコク伊勢丹や紀伊國屋書店、6階の日本食店を集めたレストラン街「ごちそう通り」などが営業を再開するなど、着々と再建が進んでいる。

 同施設の8階の「TK PARK」は2005年に子どもたちのための学習施設としてオープン。「IT関連書籍専門の図書館」「IT Training Center」、音や映像でタイ語や外国語を学ぶ「Living Library」、ハチの巣型のブースや小屋の中で楽しめる読書コーナー、インターネットも利用できる読書室、「デジタル音楽図書館」「ミニシアター」、創造力や表現を学ぶ広場「オープンスクエア」、「オーディトリアム」など9つのテーマを設け、5月上旬まで営業していた。

 同施設のPR担当は「『MINI TK PARK』は、本格的な営業再開までの一時的なもので、スペースの関係でサービスは限定的だが、多くの子どもたちの利用を楽しみにしている」と話す。「ヤーラー、マハサラカム、チョンブリ、チャンマイの4カ所に進出する計画もあり、これらも楽しみ」とも。

 営業時間は8時~19時。日曜定休。詳細はサイトで確認できる。

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