タイのマクドナルド(McThai)は8月2日、モーニングサービス「朝マック」の新レギュラーメニューとして、タイ風中華粥(がゆ)「ジョーク・ガイ(McD Chicken Porridge)」の販売を始めた。
ジョークは主に、路地の屋台で朝の時間帯だけに販売される粥。米の形がなくなるまで長時間煮込んであるのが特徴で、薄味のスープがベース。刻んだショウガやネギ、豚や鶏の肉団子、生卵などトッピングも多様な朝食として定着している。
販売するのは、Jアベニュー・トンロー店、チットロム店、CPタワー・シーロム店、チアー・ランシット店など全国の24時間営業店。「来店数や顧客満足度の向上を目指して、軽めの朝食として人気がある同商品を投入した」(同社広報部)。
同商品には細く裂いた鶏肉とカリカリに揚げた「クリスピーチキン」、刻みネギ、パクチー(香菜)をトッピング。パクチーが苦手な人には、オーダー時に「マイサイパクチー(パクチーを入れないで)」とリクエストがあれば対応する。このほかに好みで加える黒コショウも小皿で付くが、ナンプラーや唐辛子のパウダー、酢、砂糖など屋台のジョーク屋では定番の調味料は付かない。
同社広報担当のMai Deekaewさんは「朝食を取ることはとても大切なこと。わたしも温かくておいしい手軽な朝食としてこの商品を気に入っている」と話す。「朝マックメニューはネットのデリバリーメニューに掲載していないがオーダーは可能」とも。
販売時間は23時~翌11時。価格は29バーツ。玉子入りは追加7バーツ。同時間帯に、ホットコーヒーがほかのメニューと同時に注文すると通常25バーツのところ9バーツになるプロモーションを9月30日まで実施している。