バンコクで1月17日、日・英・タイ語3カ国語でサービスを提供する共同購入型クーポンサイト「DeePon(ディーポン)」が公開された。
同サイトは一定時間内に一定数の購入者がそろえば、購入者は大幅な割引率のクーポンを取得することができるという販売手法を用いたサービス。同様のサイトは、バンコクではすでに約10社が参入している。
運営はウェブ開発やインターネットメディア事業を展開する「YAKIMAYO」(東京都豊島区)のタイ現地100%子会社「YAKIMAYO THAILAND」(Phloen Chit Road)。
タイ証券新聞第3位のサイト「stockwave(タイ語名=カセフーン)」やタイの経済金融情報を配信するニュースサイト「タイランド通信」も運営する同社。フェイスブックやツイッターのほか、これらのサイトのトラフィックも利用しながら同サービスの顧客拡大を目指すという。
ディーポンはタイ語で「良い」という意味のディーと、クーポンを掛け合わせた造語。3カ国語で運営し、在留邦人や外国人、中流層以上のタイ人をターゲットにサービスを提供する。
同社の田中吉崇CEOは「公開後、販売を開始したスターバックスカード100枚が3時間で完売した。フェイスブックファンページも7,000人を超えており今後が楽しみ」と期待を寄せる。