アユタヤ歴史公園内の「ワット・プララーム」と「ワット・マハタート」で1月23日、日タイのコスプレ愛好家が集い「アユタヤ遺跡コスプレ撮影会」が行われた。
参加したのは、前日に行われた交流イベント「コスプレ・パーティー」にも参加した日本の有名コスプレーヤーと、昨年タイ国政府観光庁とタイで日本のポップカルチャー関係のイベントを企画する「ねぎぼうずタイランド」が共催した観光誘致プロジェクトで、タイ王国コスプレ観光大使に選ばれたタイ人愛好家らなど。
参加者は、ユネスコの世界遺産にも登録されている神聖な寺院遺跡を背景にポーズを取るなどアニメやゲームのキャラクターになりきり、互いを撮影。一般観光客からの注目も集めながら撮影会を楽しんだ。
月2回は各地のイベントや、アニメ作品の舞台となった地を訪ねる「聖地巡礼」に出掛けているという夫婦ねおさんとさゆさん(神奈川県横須賀市)。80着以上のコスチュームを所有するという妻のさゆさんは「普段はスタジオやテーマパークに出掛けての撮影。ここはいつもと違った風景ですごく楽しい」と話す。「恋人にコスプレの趣味を隠しているカップルもいるので、私たち2人は幸せ」とも。