タイの新格安航空会社(LCC)「クリスタル・タイ・エアライン(CTA)」は、2月中に「バンコク~仁川線」を就航させる。
同社はタイ第3の航空会社としての地位を目指して2009年11月に設立。一時は同便の運航開始を2月3日としていたが、予定を改め2月中の就航を目指して最後の調整を行っているという。
国内にはすでに「オリエント・タイ航空」「タイ・エアアジア」、タイ航空が出資する「ノックエア」など、複数のLCCが運航しているが、同社は経験豊かなメンテナンスチームで安全を支えながら、低価格と高品質なサービスで差別化を図りたいとしている。
初の定期路線には、昨年10月にヨーロッパのリース会社で導入したエアバスA320を採用。当初は週2便の韓国線から始まり、国内はプーケット線、国際線ではムンバイ(インド)、クチン(同)、クラーク(フィリピン)、 コロンボ(スリランカ)、ブータン、ドバイと随時就航を目指す。機材も、4月にはボーイングB747の導入を予定する。