サイアム・パラゴン（BTSサイアム駅前）のパークパラゴンで3月2日、「食」からバンコクの魅力を紹介する観光促進イベント「バンコク国際フードフェア2011」が開幕する。主催はバンコク都。

　昨年3月、米旅行雑誌「トラベル＋レジャー」による読者投票で、「世界のベストシティー2010」に選ばれたバンコク。これを受け都庁では、さらに住みやすい都市に、さらに魅力ある観光地にとさまざまなプロジェクトを企画。同フェアもプロジェクトの一環で行うもので、「All time with Rich in Happiness」をコンセプトに期間中、市内3カ所の会場でバンコクの持つ食の魅力をPRする。

　各会場ではタイ料理をはじめ、日本、韓国、中華、フレンチ、インドネシアン、アメリカンなど、バンコクにある大使館やホテル、有名レストランがブースを出展。国際色豊かな料理や飲み物を販売する。

　特設ステージでは、和食の職人や中華のシェフによるデモンストレーション、ソムタム（パパイヤサラダ）やカクテル、すしの美しさを競い合うコンテストを行うほか、ミニコンサートなどで会場を盛り上げる。

　実行委員会PRのクンラウィー（Kunlawee Wiriyothai）さんは「豊富な食材や料理がワールドワイドに集うイベント。バンコク市民にもバンコクの魅力を再認識してほしい」と話す。

　開催期間は、パークパラゴン＝3月6日まで、ベンジャシリ公園（BTSプロンポン駅前）＝3月16日～20日、セントラル・ワールド（BTSチットロム駅前）＝3月30日～4月3日。開催時間は15時～21時。入場無料。