タイで科学技術展「テクノロジー・ストリート」-ロボットを多数展示

「Technology Street 2011」

「Technology Street 2011」

  • 0

  •  

 インパクトアリーナ(Muang Thong Thani)で6月11日・12日、タイの若者の独創性や創造意欲を育むための科学技術展「Technology Street 2011」が開催される。主催はテレビ放送局MCOT(旧チャンネル9)。

[広告]

 4,500万バーツを超える予算を投じて開かれる同展。科学技術分野における国内外の最新事情を紹介するほか、農業分野の「発明コンテスト」、スマートフォンで小型エアクラフト「AR. Drone」をコントロールして競い合う「ARゲーム」のエキシビション、人間のように踊るロボットのダンスショーなどで若者の関心を集める。

 昨年の上海万博でタイ中文化大使を務めたロボットの展示も行う。このロボットの高さは3.5メートル。エメラルド寺院でなじみのヤック(鬼)をモチーフにしており、プログラムにより会話を交わし動くこともできるタイ初のロボットとして注目される。

 リアルな動きを見せる日本製の恐竜ロボットの展示、2つのロボットゴリラによるトークショーのほか、同展のハイライト「アジア太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン)」のタイ代表選考会「ABUロボコン・タイ選手権大会」も開く。同大会本戦でタイ代表は毎年高い実績を残しており、国民的な関心事になっている。

 MCOTコーポレートコミュニケーション部のスウィサさんは「10回目を迎えた。今回も全国から多くの若者が来場する。発明や技術革新への関心を刺激できると思う」と話す。

 開催時間は10時~18時。入場無料。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース