タイの緑茶飲料大手「OISHI」が6月13日、緑茶の炭酸飲料「チャクザ(Oishi Chakuza)」の販売を全国のコンビニ、大手スーパーなどで開始した。
缶のパッケージデザインに日本風の漫画が描かれた同商品には、「茶」と「ヤクザ」、ソーダを意味する「ザー」を組み合わせたユニークな商品名を採用。緑茶と炭酸ソーダを「違和感なく」統合し、「爽快感のある」健康飲料に仕上げる。今後5年間の主力商品の位置付けで、月産1000万本の生産力と国内に流通網を持つ飲料最大手タイビバレッジが製造・販売する。
味はブラックレモンティーの「ダーク(DARKU)」とハニーレモン緑茶の「ハチ(HACHI)」の2種類。 同社によると「東南アジア地域初の革新的ドリンク商品」とし、今後バンコク市内の主要エリア100カ所の落書き風のウォールアートで広告展開。メーンターゲットに据える学生や若い社会人の消費を刺激していく。
同社広報部のDutduan Jarukakunさんは「タイ初の炭酸緑茶。フレッシュとヘルシーを両立して全国一斉に投入したが、すでに消費者から良い反応を頂いている。日本的なイラストのパッケージも好評」と話す。
内容量は320ミリリットルで、価格は15バーツ。