「セントラルプラザ・ラップラオ」(Phaholyothin Road)G階に8月28日、大手牛丼チェーン「吉野家」のタイ進出1号店がオープンした。
同店は吉野家ホールディングスの100%子会社「吉野家インターナショナル」(東京都北区)とフランチャイズ契約を結んだタイの大手外食グループ「セントラル・レストラン・グループ(CRG)」が運営。5年以内に10店舗体制を構築し、チェーン展開を目指す。
店舗の入り口横にはショーウインドーを設置し、メニューの食品サンプルを並べる。明るい雰囲気の店内にはテーブル席約80席を設けた。
主なメニューは、「牛丼(Beef Bowl)」(並=109バーツ、大盛り=139バーツ)、「テリヤキチキン丼」(並=99バーツ、大盛り=129バーツ)、「焼き肉丼」(149バーツ)、「鶏天丼」「豚天丼」(各129バーツ)などで、牛肉だけでなく鶏肉や豚肉を使ったメニューを用意。ドリンクやサラダ、みそ汁などのサイドメニューとセットにしたコンボもそろえる。9月30日までは「牛丼・並」を99バーツで提供するオープニングプロモーションを実施している。
CRGマーケティング担当のサリンさんは「吉野家は日本で112年続く牛丼専門店。タイ人の来店客からも好評を頂いている。年内に4店舗をオープンさせる計画」と話す。
吉野家インターナショナルの店舗は現在、中国、香港、台湾、シンガポール、フィリピン、インドネシアにも展開。北米のアメリカ・ヨシノヤ・インクの店舗を含めると海外店舗数は約450店に上る。
営業時間は10時~22時。