シーコン・スクエアG階噴水前で9月9日、バナナの葉をテーマにしたフードフェスティバル「ガーン・バイトーン・クロンムアン(「バナナの葉が支配する都市の祭典」の意)」が開幕した。
バナナの葉を使った伝統的なタイ料理100種類以上を一堂に集めた同イベント。バナナの葉で包み、焼いたり蒸したりするさまざまな料理を紹介しながら、ビニールなどを使わずバナナの葉を多用する環境にやさしい伝統的なライフスタイルを見直す。
会場には多数のブースが出展し、「ソムタムクルアイ(青バナナのサラダ)」、バナナの葉で編んだ小さな器にココナツミルクとカレー風味の魚のすり身を入れて蒸した「ホーモック」、「ゲーン・ガイ・サイ・(バナナのつぼみ入りチキンカレー)」、米粉にバナナを混ぜて蒸した「カノム・クルアイ」、「ナーム・クルアイ・パン(バナナシェイク)」などバナナのさまざまな部位を使った料理やスイーツ、ドリンクを20バーツ~500バーツで販売する。
シーコン開発マーケティング部長のスロンシリワンさんは「このイベントで販売する商品は、環境保護意識の啓発のためビニール袋は使わずバナナの葉で包んで提供する。袋が必要な方にはわずかな価格で紙袋を用意している。タイの伝統文化を楽しんでもらいたい」と話す。
開催時間は10時30分~21時。入場無料。今月18日まで。