バンコク「本物すし」が2周年-会費1万バーツの記念パーティーも盛況

マグロの解体ショーの前にあいさつする「本物すし」の経営陣

マグロの解体ショーの前にあいさつする「本物すし」の経営陣

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 2周年を迎えたエカマイ・パークレーンの「本物すしエカマイ店」(Soi Sukhumvit 63)で9月15日、1万バーツ(約2万5,000円)で、この日のために輸入した天然本マグロや同店のメニュー(松坂牛などのブランド牛を除く)を食べ放題で楽しめる記念パーティーが開催された。

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 ソイ・トンロー23に本店を構えるタイ人経営の同店。「最高の食材を輸入して本物の日本の味を提供する」料理店として開業以来、地元セレブらに絶大な支持を受け、この2年でセントラル・チッドロム店、エカマイ店、セントラル・バンナー店を出店し、4店舗を展開。

 昨年はトンロー店で会費1万バーツ、限定100人で1周年記念パーティーを開催。タイの大卒者の初任給に相当する額のチケットが即完売したことや、260キロの巨大な本マグロを輸入したことで話題を集めた。

 募集枠を2倍に拡大した今回は、本店では200人の来店客を収容できないため会場をエカマイ店に移して開催。マグロも前回を上回る320キロ、100万バーツを超えるクロマグロを輸入した。

 夕方近くになるとメルセデスベンツやフェラーリ、ランボルギーニといった高級車が続々と駐車場に。店内はスーツやドレスに身を包んだハイソなタイ人らでにぎわいを見せた。

 同店オーナーのブンタムさんは「今朝バンコクに届いたばかりの鮮度の良い本マグロ。この日のために2カ月前から予約して準備した。こうしたパーティーを開けるのはご愛顧いただいているお客さまのおかげ。感謝している」と話す。「頬やカマ、目、テールまで全ての部位を楽しんでいただいた。今後も質の高い食材を提供していきたい」とも。

 同店に高級食材を卸しているパシフィック・パラダイス・フーズの沼田社長は「蓄養マグロが全盛の時代に天然で300キロを超えるマグロを、しかもまるごと1本で仕入れられる店はタイでは『本物すし』ぐらいでは。要望を満たす質の良いマグロを探すのに大変苦労したが、皆さんに喜んでいただけたようでほっとした」と胸をなでおろす。

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