サイアム・パラゴン地下の水族館「サイアム・オーシャン・ワールド」(BTSサイアム駅前、TEL 02-687-2000)で10月1日、世界各地のジャングルから集めた希少な野生動物7種を公開する期間限定イベント「セブン・ワンダー・オブ・ワールド・ディープ・フォレスト」が開幕した。
展示されているのは西アフリカのギニア湾岸やコンゴ川流域、マダガスカル島西部などに生息する雑食の巨大なカエル「アフリカン・ジャイアント・フロッグ」、北米のフロリダ州やルイジアナ州などに生息する世界最大級の淡水カメの一種「ワニガメ」、中南米や南米の先住民族が、吹き矢の先にその強力な毒液を塗って狩りに使っていたことで知られる「ドクヤガエル」など。
木の上でとぐろを巻くニシキヘビの一種「グリーン・ツリー・パイソン」(インドネシア)や鋭い歯を持つ「ピラニア」(アマゾン)なども展示し、英語とタイ語2カ国後のサインで生態なども詳しく解説する。
このほか3D映像を使った滝を登るアトラクション「バーチャルウオーターフォール」やジャングルに住む現住民と野生児ターザンをテーマにしたショーも1日3回(週末は4回)、実施する。
同館を運営するアークワールドワイド広報担当のラウィープローイさんは「アフリカやアマゾンなどの熱帯雨林の深くから集めたタイでは見ることのできない希少動物ばかり。ジャングルを冒険するようなコンセプトでコースを設けており、子どもたちにも喜んでもらえると思う」と話す。
入場時間は9時~22時。入場料は、大人=900バーツ、小人=700バーツ。11月30日まで。