セントラルワールドプラザ（BTSチッドロム駅前、Rachadamuri Rd., Pathumwan）で来年3月28日に開催される「日タイ友好交流記念公演・YOSAKOIソーラン祭り in タイランド」の参加チーム募集が、タイの政情が安定化に向け進み始めたことを受けて本格的に始まった。

　同イベントは「日メコン交流年2009」の認定事業としてJTB西日本（大阪市中央区）が企画したもので、当日の演舞披露を希望する場合は同社が12月1日より発売開始したグループ、団体向けの海外旅行商品「YOSAKOIソーラン祭り in タイランド」への参加が条件となる。会場では「ジャパン（北海道）フェア」の同時開催も予定されており、大勢の観客動員が見込まれる。

　同公演では、これまで札幌で17回開催されたYOSAKOIソーラン祭りで大賞6回、準大賞6回と過去参加チーム中最多受賞を誇る「平岸天神チーム」を招き、バンコクの観衆にトップクラスのパフォーマンスを披露する。

　同ツアーへの参加はチームでの申し込みだけでなく、個人や少人数でも受け付ける。当日1時間程度の簡単な踊りの練習後に誰でも参加できる一般募集チーム「チャンチキオールカマーズ」として出場が可能。チーム、個人を合わせ延べ500人の参加者を目標に掲げる。

　JTB西日本広報室の辻村一浩さんは「今年6月に開催された札幌のYOSAKOIソーラン祭りでは、日本全国から330チームが出場。参加国も増えており、海外からも大変注目されている。日本の参加チームから海外でも踊る機会を設けてほしいという声もあった」と話す。「バンコクを成功させ、これを機にアジアを中心に（各都市での）『YOSAKOIソーラン祭り』の開催を検討していきたい」とも。

　問い合わせはJTBトラベルデスク（TEL 011-221-0576）まで。