バンコク市内のサービスエリアにすし店-開業3カ月で毎日500貫販売

「天下第一」と書いた手作りのれんを掲げるすし店

「天下第一」と書いた手作りのれんを掲げるすし店

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 バンコク市内の高速道路「エクスプレスウェイ」のレストエリア(Prachachuen、チェンワッタナー方面)にタイ人経営のすし店「第一レストラン」がオープンして3カ月が過ぎた。

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 店主は、アサンプション大学院マーケティング修士課程を卒業したばかりのチャイワット・アネックウィロートさん(26)。1日約5万台が利用する高速道路沿いに間口4メートル、奥行き3メートルの店舗スペースを借り、小さなカウンターキッチンと客席わずか4席の同店を出店。店内は和風に感じる内装を施し、ガラスのショーケースにはすしネタを並べる。

 すし職人には有名ホテルで10年以上の日本料理の経験を持つタイ人を採用し、新鮮な素材を提供する。開業前に見込んだ通り持ち帰り客が多く、一日約500貫(1貫=各12バーツ)、月間15万バーツ以上を売り上げ「小規模だが確実に利益を上げている」(チャイワットさん)。

 現在すしの種類は、ノルウェー産の「サーモン」、「卵」「エビ」「キムチ漬けホタテ」「海藻サラダ」「アボカド」「サバ」「イカ」「タコ」などのにぎりや、カリフォルニアロールなど20種類。マンゴーやジャックフルーツなど季節のフルーツを使った変わりネタのすしも用意。「カリフォルニア手巻き3個セット」、サーモン5貫にカニかまをセットにした「刺し身セット」(以上100バーツ)、「海藻サラダセット」(50バーツ)なども提供する。

 チャイワットさんは「思わぬところに一等地を見つけた。競合店もない。渋滞時の車中でも食べられるし、すしを選んだところが良かった」と自信を見せる。

 営業時間は9時~21時。

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