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バンコク騒乱で崩壊した百貨店、新コンセプトで営業再開

「ZEN」の外観

「ZEN」の外観

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 2010年のバンコク騒乱で被害を受け、営業中止を余儀なくされていた「ZENデパートメントストアー」(BTSチットロム駅前セントラルワールドプラザ内)が1月6日、約1年8カ月ぶりに営業を再開した。

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 ラチャプラソーン交差点の一画に出店する同店。当時周辺を占拠した「反独裁民主統一戦線(UDD)」のデモ隊の一部が暴徒化し放火。これにより建物が崩壊したため、修復工事を行っていた。

 同店では修復工事を機に、「アジアのライフスタイル・トレンドメガストア」を新しいコンセプトとしてイメージチェンジ。15歳から40代までの新しい世代をターゲットに、店内の内装や品ぞろえを一新した。「BCBGeneration」「Galliano」「Just Cavalli」「M Missoni」「Love Moschino」など、国内では同店だけとなるファッションブランドを扱うなど、トレンドに敏感な顧客にアピールする。

 初日は「The Megastore Returns」とプリントされたTシャツを無料配布。用意した1000枚は開店から間もなく在庫切れとなる盛況ぶりだった。

 同店の広報担当ウィパーさんは「新しいZENではおしゃれ好きなお客さまに満足してもらえる店を目指す。今月12日までは『ZENSATIONAL COMEBACK 2012』というリニューアルキャンペーンも実施している。ぜひ足を運んで」と話す。

 営業時間は10時~22時。

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