スクムビット・ソイ47入口の複合商業施設「Rain Hill」の3階に1月28日、大阪で創業17年、関西では行列のできる店として知られる「らーめん亀王(きおう)」の海外進出1号店がグランドオープンする。
日本では37店舗を展開し、年間250万人の客を動員する人気店。タイではSDSインターナショナル・グループが運営し、タイ国内での展開も目指すとしている。
特徴は熱いスープ。メニューを熱いまま提供するため、器を98度まで温めてテーブルまで運ぶという。同様に「冷やしメニューもとことん冷たく冷やして提供するのが亀王流」と同社マーケティング・ビジネス部の高橋部長。メーンはとんこつスープで臭みがなく、「苦手な人でも大丈夫」という。
自家製チャーシューの「こだわりちゃあしゅう」(4枚150バーツ)には、タイのベタグロ社が国内で唯一、飼育に抗生物質を使わない無菌豚「SPポーク」を採用するなど素材にもこだわりを見せる。
主なメニューは、看板のとんこつスープの「亀王らーめん」、鶏ガラととんこつのダブルスープが濃くを生む「特濃しょうゆらーめん」(各210バーツ)、チャーシューをたっぷりトッピングした「チャーシューメン」(280バーツ)、事前の調査でタイ人にも人気だったというオリーブオイルと特製海鮮ダレが特徴の「油そば」(195バーツ)など。「とろ玉」(30バーツ)、「チャーシュー」(1枚25バーツ)などのトッピングも用意する。
高橋さんは「準備段階で地元の方を招いて試食会を開いたが、手作りのチャーシューが予想以上に人気で、日本にはない『ちゃあしゅう丼』(200バーツ)をメニューに加えた。チャーシューは人気確実で持ち帰りできる体制を整えた」と自信を見せる。
営業時間は10時~21時。