バンコク中心部のショッピング・モール「サイアム・センター」(BTSサイアム駅前)のパーキング・エリアで6月22日、壁にスプレーやフェルトペンなどを使って描くグラフィティのデザイン・コンテスト「ウォール・ロード・タイランド2012」の最終ラウンドが開催される。同センターといすゞ自動車の共催。
アートを愛する若い世代に表現の場を提供し、アーティスト相互の交流を図ることを目的に開かれる同イベント。全国から勝ち上がってきた8チーム(1チーム2人)が今年12月に台湾で開催される「Wall Lords ASIA 2012」に出場するタイ代表チームの座を懸けて、独自の感性やアイデアを自由に表現する。
優勝チームには賞金2万バーツのほか、作品が同施設の巨大な壁に掲示される副賞が贈られる。世界的なアーティストRoids MSK HA(ロンドン)やChip7(ニューヨーク)も審査員として参加することから、地元ペインターらの注目も集まる。
当日、会場ではグラフィティ関連のブースも出展。多種多様な画材を展示・販売するほか、グラフィティをデザインしたTシャツも販売。グラフィティのワークショップの開催を予定する。
イベント企画部のドゥーンデンさんは「このイベントは中国、インドネシア、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、日本、台湾でも同時に開かれている。タイ代表に選ばれたチームにはぜひ、アジアチャンピオンを狙ってほしい」と話す。
開催時間は18時30分~22時。入場無料。