日本文化展「武道の精神~その歴史と現在」、チェンマイとバンコクで開催へ

「The History of Japan's Martial Arts Exhibition」

「The History of Japan's Martial Arts Exhibition」

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 チェンマイ国立博物館(Chiang Mai-Lampang Super Highway)で8月10日~30日、バンコクのシーナカリンウィロート大学(Sukhumvit Soi 23)のアートギャラリーで9月8日~27日、日本文化を紹介する展覧会「武道の精神~その歴史と現在(The History of Japan's Martial Arts Exhibition)」が開催される。主催は国際交流基金。

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 よろい、かぶと、刀剣、弓矢などの展示物47点やパネル写真40枚を展示する同展。戦場での戦闘方法から、身体運動あるいはスポーツとしての武道に至る、武術・武道の歴史など2部構成で紹介する。

 第1部では各種武具を展示し、8~19世紀における日本の武術の変遷を紹介。資料の性質上、時代をさかのぼるものは現存しなかったり、傷みも多かったりして海外展示には適さないものも多いため、今回展示する資料の大半は複製・復元品だが、それらは当時のオリジナルの姿を生き生きと伝えているという。

 第2部は19~20世紀における「武術」から「武道」への変遷と、その精神がどのように現代日本の日常生活に受け継がれているかについて扱う。柔道、剣道、弓道、空手道、相撲、なぎなた、中国武術、合気道、銃剣道などの現代武道9団体をパネル写真で紹介。実際に用いられている武道具類も陳列する。

 公開時間は、チェンマイ国立博物館=9時~19時、シーナカリンウィロート大=11時~19時。いずれも入場無料、月曜休館。

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