バンコク市内に10店を展開する米国系アイスクリームチェーン「コールド・ストーン・クリーマリー」で現在、「ワンサーチーン(中秋節、今年は9月30日)」の贈答用アイスクリーム月餅(げっぺい)を期間限定で販売している。
毎年この時期になると加熱する月餅商戦。これまでは中華料理店やホテル、ベーカリーなどが販売数を競い合っていたが、最近では独自のアイデア商品で月餅商戦に参戦する他分野の飲食店も増えている。
「アイスクリーム・ムーンケーキ・フェスティバル」と題して8月1日からプロモーションを展開する同店も、参戦に名乗りを上げた店の一つ。高級志向の消費者をターゲットとしたアイス月餅を新たに開発する。
投入したのは、バニラアイスにオレオとチョコチップをミックスした「ゴールデン・オレオ」、同じくチョコチップとホワイトチョコチップをミックスした「チョコ・グッディー」、アーモンドをミックスしたコーヒーフレーバーのアイスも「コーヒー・ラッシュ・アーモンド」、そしてストロベリーアイスの「ストロベリー・ワンダー」の4種類(各149バーツ)。いずれも外側をソフトケーキとキャラメルでコーティングする。
同店を運営するセントラル・レストラン・グループの広報担当チョンプーヌットさんは「当店にとっては初の試み。贈る方、贈られる方の両者にとって印象深い商品に仕上がっている」と話す。
バンコク市内のセントラル・プラザ内に出店する各店で販売。9月30日まで。